よしながふみ「愛がなくても喰ってゆけます。
どれっくらい甘いもの好きかというと、4日連続でごはんも食べずにケーキバイキングに行くくらい。
でもその時にM脇は面白いことに気付きます。
「人間ってね塩分が足りなくなると体がだるーーーくなってくるのよ」
まあ、ふつーは気がつかんわな。
塩が人間にとって欠かせないものであることはよく知られています。
塩が欠乏してくると体がだるーくなってくるのも知られています。
では、一体人は一日に最低どのくらいの塩分を摂取すれば十分なのか?
南米に暮らすヤマナモインディアンという部族は、塩を調味料として使う習慣が無いのだそうです。食材の中に含まれている僅かな塩分だけで普通に元気に暮らしているのだそうです。
イヌイットも塩を調味料として使う習慣が殆ど無いそうですが、こちらは魚などのあらゆる部位を食生活に摂り入れることにより、事実上ある程度の塩分を摂っています。
ところがヤマナモインディアンの場合は、食材に含まれる塩分を考えてみてもおそらく一日1g強の塩分しか摂っていないらしい。
このあたりのことから、人間に必要な塩分所要量は一日1g〜1g強という説が出ているのだそうです。
ただ私は、
世界で一日1gの塩分で健康に過ごせている人がいる → 世界の全ての人が1日1gの塩分で健康に過ごせるはずだ
ということにはならないと思っています。
なぜなら、一つには食生活はトータルに考えなきゃならないから。
ヤマナモインディアンの食生活をトータルにとらえて、こういう食生活をしているから一日1gの塩分で十分なんだ、ってところがきっとあると思います。塩分のところだけ切り取って、他の食生活は変わらないまま切り張りしても不整合が起きる可能性があります。
もう一つには人間の適応能力があります。
肉食が多い欧米人と、穀菜食が多かった日本人では、腸の長さが違うのだそうです。
長年の食生活が、その食生活に合うように体の構造を変えていったのだろうと言われています。
この話を読んだ時に、そうかー、人間ってそういうところでも適応しちゃうんだーと妙に感動した記憶が・・・。
おそらく腸の長さだけではないのかもしれません。戦後急速に進んだ日本の食生活の欧米化は現在反省のまなざしにさらされています。
そう考えると、ヤマナモインディアンは少ない塩分でも健康に生きてゆけるよう体が適応している可能性があります。我々はそこまで極端な塩分制限に体がついてゆけないかもしれません。
塩分に限らず、あまりにも違う食文化、食生活を急速に摂り入れることはすごくリスキーなことなのかもしれません。
最低何グラムの塩分でOKなのか?
実は難しい問いなのかも・・・。
さて、ウィキクックレシピ(WikiCookRecipe)−みんなのレシピ みんなで料理−、マダイがらみで昨日はマダイの卵、マダイの白子、ニュージーランドマダイ(豪州マダイ)の食材情報をアップしました。
ニュージーランドマダイ(豪州マダイ)というのは、ニュージーランドやオーストラリアで水揚げされるマダイで、南半球ですから当然のごとく日本とは旬が逆になります。日本ではだいたい春が旬のマダイですが、輸入もののニュージーランドマダイ(豪州マダイ)は秋が旬。お祝い事にはつきものの鯛、そしてお祝い事は季節を問わずあるわけですから、秋の結婚式に出てきた鯛の塩焼きはひょっとしたら、南半球からやってきたものかもしれません。
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