先日、週末家庭菜園でたくさん採れたトマティーヨ、どう料理するか? 試しにトマトの連想で料理してみたら、殆どどれもこれもうまくいかなかった・・・という話を書きました(過去記事「トマティーヨはトマトじゃない」参照)。
トマティーヨのレシピ開発トマト路線を諦めた私は、もっと別の方向にヒントを求めることにしました。
それは・・・
既存のレシピにヒントを求めよ!
トマティーヨと言えばサルサソース、と言われるほど、トマティーヨとサルサソースは切り離せない間柄のようです(よう知らんけど)。
では、そのサルサソースのレシピをじいぃぃぃっと眺めてみれば、何かヒントが得られるかもしれない。
サルサソースのレシピバリエーションはいっぱいありますが、だいたいどのレシピにも共通に入っている素材があります。
例えばタマネギ。
例えば唐辛子。
例えばコリアンダー。
ということは、トマティーヨはタマネギや唐辛子やコリアンダーとは相性良さそう。
そして、過去記事「トマティーヨはトマトじゃない」で学んだように、トマティーヨはそのものを具として味わうよりは、ソースやドレッシングの一部、酸味付けの材料とみなした方がしっくりくることが多いようです。
タマネギ、唐辛子、コリアンダー・・・
タマネギ、唐辛子、コリアンダー・・・
タマネギ、唐辛子、コリアンダー・・・
タマネギ、唐辛子、コリアンダー・・・
お経のように唱えていると、ふっとひらめきます。それじゃあカレーはどうだろう?
カレーはやっぱり酸味があると引き締まります。カレーの酸味はトマトだのタマリンド(たぶん)だの、ヨーグルトだので加えることが多いようですが、それをトマティーヨでやってみてはどうだろう?
カレーだって唐辛子だの個性の強いスパイスがいっぱい入っているのは、サルサソースと似てると言えなくもないかもしれません。
そこでいいかげんなトマティーヨカレーペースト作り。
タマネギいっぱいみじん切りまたはスライスにして、油でようくようく炒めます。茶色になるくらいまで炒めてもいいし、茶色になりかけくらいで諦めてもいいし、でもかなり水分が飛ぶくらいまで弱火(最初だけはちょっと中火)でようく炒めます。
ここにカレー粉を多めに振り込んで炒めます(お好みでカレー粉じゃなくって、自分でスパイス調合してもいいでしょう)。ペーストとして使う、後でスープで伸ばすつもりなのでそれを考慮しての多めです。
カレー粉の香りが出てきたら、トマティーヨをざくざく切ったものを入れて炒めます。トマティーヨの量はお好みで・・・最低炒めたタマネギの量くらいはあるといいかも。凍らしてあったトマティーヨは、あまり解凍せずに、凍ってるままの方が切りやすいようですが、包丁が滑らないように注意。
トマティーヨを入れてしばらくするとトマティーヨからどんどん水分が出てきて、ぐつぐつと粘性の高いスープが煮えてるような状態になります。しばらく弱火でぐつぐつして、トマティーヨの形を崩し、お互いの味をなじませます。
これでカレーペーストのできあがり。塩味はつけてもつけなくても。
このカレーペーストを適当にスープで伸ばし、例えばヒヨコマメの茹でたのとかを放り込み、豆カレーにするとなかなか立派なカレーです。スープ少なめだと豆のカレーペースト和えみたいになって、これはこれでとっても美味しい(ただし辛さ調節して下さいね)。
いけます! トマティーヨのカレーペースト、大成功!
たくさん作っておいて、小分けして冷凍しておくと、便利。カレーペースト+スープ(あるいは水)+適当な具(豆でも肉でも野菜でも)で煮込めば、すぐにカレーができあがります。ほんとは半日〜一日なじませた方が美味しいのですが。
次に思いついたのが、ウスターソース。
ウスターソースはタマネギ、トマト、香味野菜、果物、ドライフルーツ、スパイス、他にワインだのビネガーだのみりんだの醤油だの適当に放り込んでぐつぐつ煮詰めたソース。イギリス製の動物性食材が入るウスターソースもありますが、日本で手づくりの本などに載ってるようなウスターソースはたいてい全植物性、ノンオイルのものが多いようです。
今回は、水1L、タマネギ一個、リンゴ一個、トマティーヨ4〜500gだったかな?、干し柿数個、赤ワインビネガーちょっと(50ccだか100ccくらい、あんまり残ってなかったので)、スパイス適当(お茶パックにまとめて入れる)でやってみました。材料全部(タマネギ、リンゴ、トマティーヨはざく切り、干し柿は種を取ってざく切り)をほうろうの鍋で1〜2時間ことこと煮ます。その後裏ごしして、さらに1/3量になるまで煮詰めます。塩で味を調えます。以上。
裏ごしした粕も美味しいんですよね、コレ。
ついつい作業の合い間にぱくぱく食べてしまいます。
で、このウスターソース、やっぱり美味しいです。トマトで作ったウスターソースにひけを取りません。
っていうか、誰もここにトマティーヨが入っているなどきっと分からないでしょう。
(まあ、ウスターソース舐めて材料全部当てられる人がいたら人間じゃないって気がしますが)
ウスターソースも大成功!
そして、先日過去記事「顔から火が出る思い」でご紹介した、手抜きサルサソース。
タマネギとトマティーヨと唐辛子をバーミックスでガーッと粉砕するだけ。
あんまり保存は効かないと思いますが、冷蔵庫に入れておけば少しは保存できます。
この手抜きサルサソースの塩味としては、意外と魚醤なんていう個性強いものがぴったりだったりします。
で、これ、重宝してます。
この手抜きサルサソース魚醤バージョンをチーズプディングにかけたものは逸品(詳しくは過去記事「顔から火が出る思い」を見てね)。チーズと魚醤とトマティーヨのコンビネーションがほへほへで、食べるとちょっとにんまりとしてしまいます。
鶏ももを茹でて割いたものを手抜きサルサソース魚醤バージョンで和える。これもなかなか。
一昨日は買出しでゲットしたピチピチのうるめいわしを開いて塩したものを、少なめの油でさっと揚げるようにしたもの(中はちょっと生)に、手抜きサルサソース塩味無しをかけていただきました。
昨日は冷奴のトッピングに手抜きサルサソース魚醤バージョンを使ってみたら、グー!
ちょっと水っぽいところが難といえば難かもしれませんが、加熱してしまうとまた別物になってしまいそうです。
まだ試していませんが、この手抜きサルサソース魚醤版と卵を合わせて卵焼きっていうのもいいかもしれません。今度お弁当のおかずに試してみようと思っています。
トマティーヨのレシピ開発の成功のキーワードは、ソース系、エスニック系、スパイシーかも。
家庭菜園でトマティーヨなんてものを育ててしまったアナタ、畑でトマティーヨがいっぱい採れてしまったアナタ、たくさんのトマティーヨを前にどうしてよいか途方に暮れてらっしゃるアナタ、このキーワードを元に新たなトマティーヨレシピを開発してみませんか?
素敵なトマティーヨレシピができましたら、是非ご一報を!
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