というのを始めて読んだのがどの本だったのか・・・うちにある豆の本を手当たり次第めくってみましたが思い出せません。吉田よし子だったか辰巳芳子だったかそのあたりの気がするのだけど、該当箇所が見つからない。
でも、いつだったかそれを読んで、ほおっとびっくりしたのを覚えています。
大豆を食べ過ぎるとヨード不足になりやすい → 甲状腺に病気が起きやすくなる → でも海草を食べてれば大丈夫
という主旨だったはず。
でもいったいどの本のどこで読んだのやら。
それ以来私の頭の中ではしっかりと常識の範疇に組み入れられた事柄なのですが、今回豆の本をいろいろ漁ってみても、そのことを書いてあるものが見当たりません(吉田よし子「マメな豆の話―世界の豆食文化をたずねて (平凡社新書)
心配になってネット検索してみました。
http://www.san-iku.co.jp/knakamoto/2005/0504.html
やはり大豆には甲状腺腫誘発物質というものがあって、それがヨード不足ひいては甲状腺腫を引き起こすのだとか。
ただし、これはヨードの摂取によって解決することができると。
(別の検索ページでは、この甲状腺腫誘発物質はサポニンらしいと書かれていました)
だから、大豆と昆布の組み合わせはひじょーによろしいと言われているところがあるんですね。
というようなことをぐてぐてと調べたりすることになったのも、今回昆布のことを調べていて、ヨードの話があちこちに出てきたからなんです。
海のものにはミネラル分が豊富だと言われています。
雨が降り、岩を削り、さまざまなものを溶かし、川となって海に注ぎ込んだ水はいろんなものを含んでいます。陸地のミネラルも例外ではありません。その海に育った海産物は概してミネラルが豊富、特に海草は非常に豊富と。
昔から海沿いに住んでいた人々はなにかと海産物を摂取する機会があったのですが、内陸部に住む人たちはその機会が殆どありませんでした。そういう内陸部の人たちにとって深刻だったのがミネラル不足、特にヨード(ヨウ素)不足だったのだそうです。
今でも内陸部その他ではヨードを添加した塩が使われているのだとか、今回昆布を調べた本何冊かにそういう話が出ていました。
川目竜央「長寿村の秘食 (カラーブックス)
平地の少ない山あいの土地で米は殆ど作れず、雑穀やその他のものをほぼ自給自足で作っていたかつての棡原の人たちには長寿が非常に多かったのだとか。ただ、その自給自足の中で、ほぼ唯一お金であがなって外から購入していた食材が海草だったのだそうです。
米が作れなければ、あきらめて麦を食べる。
なんとかがなければ、あきらめて別のものを食べる。
そういう生活の中で唯一譲れなかったのが海草なんですが、唯一譲れないものだという知恵をいったいどこから学んだのか?
不思議に思うばかりです。
最近はいろいろな食事情を背景に、肉離れ、魚離れがすすんでいるかもしれません。
肉をあまり食べないで、野菜を食べる、穀類を食べる、豆を食べる・・・。
でもそこに豆と海草を合わせて食べるという知恵が抜け落ちているとちょっと心配になります。
豆の本もいろいろ出ているようですが、こういうところを一言書いてあるといいのにと思います。
ちなみにヨードは摂りすぎても害になるのだそうです。
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