2010年02月28日

サフランの偽者いろいろ

ウィキクックレシピ(WikiCookRecipe)、今月のテーマ「色を食べる」に沿って、先日紹介した高価な食材サフラン。
吉田よし子「香辛料の民族学―カレーの木とワサビの木 (中公新書)」によると、1gのサフラン(スパイスとしての)には、170個の花が必要なんだそうです。
しかも、サフランの花が咲くのは一年のうちごく僅かな時期。その短期間に咲いたサフランの花一つ一つから、ちまちまと雌しべを摘んでいかなきゃいけないというわけで、高価になるのも当たり前。

高価な食材。
安く作るのが無理。

という場合、何が起きるのか?

人間界の一般的な現象として、「偽者の横行」ということが起きるんですね。

偽者の材料としては、蝋、肉の繊維、柳の根、トウモロコシのひげなぞが使われていたそうです。もちろんそれらしく着色して。
こういう材料は触感がサフランに似ていたんでしょうね。

さらに色の薄い品質の悪いサフランにおしっこをかけて色を濃くしていたのだそうです。
調べると、サフランのあの黄金色は、クロシンと呼ばれる色素によるもの。
クロシンはアルカリ性の時に、赤が鮮やかになるのだそうです。そのため、かん水(アルカリ性)を使って作る中華麺の着色料としても使われているらしいですね(サフランが、じゃないです、クロシンが、です)。
おそらく尿をかけることで、アルカリに傾いて、色の薄いサフランでも鮮やかに発色したのでしょう。

高価なものほど、偽者が横行する。
安い偽者を作れば、だまされる人も多く、儲かるから・・・というのが人の世の常なんでしょうが、あまりにも横行が過ぎると、今度は取り締まりも厳しくなります。
中世のドイツやフランスでは、偽者を作ったり、売ったりした者に対しては、罰金、体罰、厳しい時には死刑なんて極刑をもってのぞんでいたそうです。

安価すぎる食材にはウラがある。
これは、中世のヨーロッパに限らないことかもしれません。

ウィキクックレシピ(WikiCookRecipe)−みんなのレシピ みんなで料理−は、みんなで食材情報やレシピを投稿したり、閲覧したりするサイトです。ユーザ登録は無料、お気軽にご参加下さい。閲覧の仕方、投稿の仕方が分かりづらいなどありましたら、このブログに是非その旨コメント下さい。回答するとともに、少しずつでも使いやすく改善していきたいと思っています。

ウィキクックレシピ(WikiCookRecipe)−みんなのレシピ みんなで料理−2月27日のデータ

登録ユーザ数:51
食材ページ数(代表食材ページ数):1035(755)
食品成分ページ数:9
レシピ数:50
新着食材ページ:無し
新着育て方ページ:無し
新着食品成分ページ:無し
新着レシピ:無し

この記事は、次のトラックバック・コミュニティにトラックバックしています。各コミュニティには、テーマに沿ったいろんな人のブログ記事が集まっています。興味のある方は覗いてみて下さい。
にほんブログ村 トラコミュ スパイスへ
 スパイス 



 
 
 
posted by WCR管理人 at 09:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | 食材
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。