2010年03月26日

蔓に結ぶ紫を食べる

家庭菜園を始めると、種取りをやるようになります。
全部が全部種を採るわけじゃありませんが、簡単にできるものはできるだけ種採りします。

交雑しにくいもの
種が分離しやすいもの

アブラナ科なんてのはすんごく交雑しやすい。
畑にはあっちの区画にもこっちの区画にもいろんな種類のアブラナ科が育てられています。
畑の中にも外にも、アブラナ科の雑草も多い。
そういうのは気が向いた時しか種取りしません。殆ど諦めモード。(ルッコラのように殆ど交雑しない例外もありますが)

その点、ツルムラサキなんてのは殆ど交雑の心配がありません。
いや、多分無いと思うんです。
ツルムラサキ科の野菜って、このツルムラサキくらいしか知りません。
畑のまわりの雑草にひょっとしたら交雑候補はあるのかもしれませんが、あんまりそういう気もしません。

ということで、ツルムラサキは簡単自家採種の対象となっています。

ツルムラサキは目立たない花を咲かせます。
茎や蔓にへばりつくように咲くちっちゃな花。どこが花びらかも判然としないような。
しばらくするとこれが実になります。
実は紫色の玉。
この玉の中に一粒の種が内包されています。

実に爪を立てると紫色の汁が出てくると思います。
不精な私は、採取した実から種をすぐ取り出さず、机の上に転がしておいたならば、つやつやした玉はひからびてしまいました。
そのひからびた玉の成れの果てから種を取り出そうと、爪で乾いた果肉をひっぺがし、取り出した種にへばりついている果肉をきれいにしようと水に漬けておいたら、水が紫色になりました。

この、紫、実はウィキクックレシピ(WikiCookRecipe)、今月のテーマ「色を食べる」の対象ともなる色なんです。

吉田よし子「香辛料の民族学―カレーの木とワサビの木 (中公新書)」にはツルムラサキの実は食べ物の色づけに使われると書いてあります。
どこかの(例えば東南アジアあたりの)地域では、ツルムラサキの実を食品の色付けに使っているのかなあ。
くらいに思っていたのですが、ぐぐってみてちょっとびっくり。
この紫の実から抽出される赤紫の色素はベタシアニンと呼ばれ、食用色素として用いられているようなんです。

http://www.natural-food-coloring.com/coloring/Red-Color/Basella-Rubra-Red/

マイナーな色素なのかもしれませんが、製品化されているらしいと知って、ほほおです。

香辛料の民族学―カレーの木とワサビの木 (中公新書)」によると、自家利用する時は砂糖で実を揉むといいのだそうです。揉んで出てきた赤紫の汁をそのまま利用するのだとか。保存したい時は、種を除去して乾燥させた赤紫色の砂糖を保存するのだそうです。

ウィキクックレシピ(WikiCookRecipe)−みんなのレシピ みんなで料理−は、みんなで食材情報やレシピを投稿したり、閲覧したりするサイトです。ユーザ登録は無料、お気軽にご参加下さい。閲覧の仕方、投稿の仕方が分かりづらいなどありましたら、このブログに是非その旨コメント下さい。回答するとともに、少しずつでも使いやすく改善していきたいと思っています。

ウィキクックレシピ(WikiCookRecipe)−みんなのレシピ みんなで料理−3月23〜25日のデータ

登録ユーザ数:53
食材ページ数(代表食材ページ数):1044(760)
食品成分ページ数:9
レシピ数:50
新着食材ページ:無し
新着育て方ページ:無し
新着食品成分ページ:無し
新着レシピ:無し

この記事は、次のトラックバック・コミュニティにトラックバックしています。各コミュニティには、テーマに沿ったいろんな人のブログ記事が集まっています。興味のある方は覗いてみて下さい。
にほんブログ村 トラコミュ 野菜大好き人間大集合!へ
 野菜大好き人間大集合! 
にほんブログ村 トラコミュ 野菜、野菜づくりへ
 野菜、野菜づくり 



 
 
 
posted by WCR管理人 at 09:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | 食材
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。