マテバシイ、スダジイ、ツブラジイ、そしてスダジイやツブラジイなどブナ科シイ属の実の総称でもあるシイノミ。
これらは、あく抜きしなくても食べられる、優秀な団栗です。
レシピの一例として、栗ご飯にも匹敵するマテバシイのどんぐりご飯を載せました。
そして、あと二つヨモギとムカゴのページを作成。ムカゴに関してはレシピを少し載せるつもり。ヨモギは食い物関係ではないけど、虫除けとしてのお役立ち情報をコメントに入れました。どの項目にも該当しないけど、ちょっと便利だよ、知っておくといいよなんて情報はコメント欄にどんどん書き込んで下さいませ。
そして、朗報!
ウィキクックレシピ(WikiCookRecipe)−みんなのレシピ みんなで料理−に登録ユーザが一人増えました! 嬉しいよお。
(ありがとうございます、Cabbageさん♪)
ところで台風がまた出てきたそうですね(こんな時期にまあ、台風もご苦労なこって・・・)。
そのせいでかどうか知りませんが、お天気がいまひとつです。
降るってほどでもないけど、灰色のどんよりした状態が続いています。
秋はやっぱり晴れて欲しい。晴れればいろんなものが干せる。
今、ベランダで干しているのは柿。
マンションのベランダでだって、柿は干せるのです。
もともと干し柿だ〜いすきなワタクシ。
でも買うと、けっこうなお値段なんですよね。
生の柿は安く出回っていても、干し柿を作る手間、労力は馬鹿になりません。
でも手間はかかるといっても、原理的には柿の皮をむいて、屋外に吊るして干せばいいだけなんです。
干し柿好きなら、やってみて損はない。ということで3年くらい前から干しています。
普通の干し柿作りは、柿を採るところから始まります。
柿の実をただ枝からもぐのではなく、へたに枝を残して採るのだそうです。このT字になった枝のところに紐を結ぶと楽にずるずると連なって干せるという寸法。
でも、マンションの干し柿はそういうわけにはいきません。なにせそのへんで買ってくる柿が原材料なんですから。
皮をむいてへただけにした柿の、へたの下のところにこの串をずぶっと刺して、反対側に横に突き抜けさせます。
そうすると、柿のへたの右と左から串がにゅっと突き出たような形になります。この、突き出た部分にビニール紐をくくりつけて、次々とつなげていきます。
ビニール紐をくくりつける作業がちょっとめんどくさいですが(右と左の長さを合わせないと、吊るした時に不安定になります)、それさえクリアできれば後は簡単(荒業としては、紐を串に結びつけるのではなく、紐と串を十字に交差させて、その交差部分をセロテープでぐるぐる巻きにして固定するという方法があります)。紐は上の方余分を持たせておきます。
紐の一番上に大きめの洗濯バサミを繋げ、ベランダの物干し棒などに洗濯バサミを止めます。
一本の紐にあんまりたくさん柿を吊るすと重くなり、洗濯バサミで支えきれなくなりますから、洗濯バサミの強度など考慮して加減して下さい。
干している間の注意は、ともかく絶対雨にはあてないこと(雨がかかりそうな時は、一時的に屋内に退避させます)。
当然植木の水遣りの水がかかるなんてのも×です。
それだけ注意していれば、だんだんと柿がひからびていくのがよく分かります。
一週間くらいしたら、ひからびた柿をもみもみしてやると良いのだそうです。
二週間くらいして、もうこれ以上は干せないだろうというくらいの感じ、いかにも干し柿って感じになったら出来上がりです。
干し柿といえども生もの。長期保存したい場合は冷凍をおすすめします。
なんで吊るさなきゃいけないんだろう、干物かごの中にころがしておいたっていいじゃないか、と思って去年やってみましたが、これはバツッ。
干物かごって揺れるんですね。柿って丸っこいから不安定なんですね。
かくして、干物かごの中を柿があっちへごろごろ、こっちへごろごろ。柿のお肌は擦り傷だらけ。
擦り傷だけならいいんですが、そういう状態はカビが生えやすくなったりしますから、やっぱり吊るさないといけないんだーということがよおく分かりました。
だから吊るすにしても、風が吹くたびに壁などにごつごつ当たるなんて場所は、NGです。
さて、干し柿作る時には、あらかじめ皮をむきますが、うちではこの皮を捨てずに干します。
干した皮は漬け物を作る時にちぎって放り込みます。
柿って甘いですよね。
甘言に釣られる、という言い回しがあります。
お菓子を上げるって言われてもついていっちゃいけませんよ、と子供には叩き込みます。
なぜか、とかく、人には甘いものにふらふらと引き寄せられる習性があるみたいです。でもこれは、なにも人に限った話ではありません。そのへんの空中うろついている酵母だのなんだのも甘いものが大好き、甘いものがあるところにふらふらと寄ってくるんです。
だから、柿の皮を漬け物に入れると、漬け物の熟成に役立つ酵母とか微生物が供給されて、漬け物が美味しくなるって寸法。
脱線ついでに、柿が酵母に好かれているという証拠をもう一つ挙げましょう。
それは柿酢。
昔の人は、熟した柿を潰して容器に入れてほっぽっておいて、お酢を造りました。これが柿酢です。柿から酢がすぐに出来るわけでなく、いったんアルコール発酵を介します。
柿の糖分 → 酵母がお酒にする → 酢酸菌がお酢にする
という二段構造なんですね。
ほっぽっておくだけでできるっていうことは、柿に自然に酵母が集まってくるからなんです。
じゃあ、柿のお酒ってのがあってもいいじゃないかって思われるかもしれません。でも、柿にはお酒にするには致命的な(?)欠陥があるんです(と思うんです)。
それは酸味が無いこと。
だいたいお酒って酸味がありますよね。無いと美味しくない、ただのアルコールになっちゃう。だから果物を発酵させて造るお酒ってのも、ブドウしかり、リンゴしかり、たいてい酸味があります。日本酒はお米に酸味は無いけど、乳酸発酵させて酸味を作り出します。そういうわけで、甘いだけの柿から造ったお酒は定着しなかったんじゃないだろうかと、推測しております。
脱線しまくりましたが、柿についてもう一つ。
干柿にした分は活用できませんが、生の柿を食べる時、種をとっておいてプランターに蒔くという活用があります。
ももくりさんねんかきはちねん
実が生るまで育てようなんて大層なことはできませんが、翌春いっぱい柿の発芽が見られます。温かくなると葉っぱが繁り始めます。この葉っぱを採って、乾燥させてお茶にしてしまおうという魂胆です。
柿の葉はビタミンCが豊富で、ドラッグストアなんかでも健康食品コーナーに柿の葉茶なんてのが売られてるくらいです。それを自分ちのプランターでまかなってしまおうと。
やってみてないから分からないけど、干すのが面倒なら、生のハーブティーみたいに、干さずにお湯を注いでもいいのかもしれません。美味しくしたいのなら、何かとブレンドがいいかも。
かくして、買ってきた柿は、実も皮も種も活用できます。
マンションでだって充分できます。
とっても優秀なじゃぱにいずふるーつ・・・あなたももっと活用してみませんか。
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