高齢者以外の人が高齢者向けに作る食事ではなく、高齢者が自分自身のために用意する食事です。
その連載二回目に、いろんな野菜を一緒に蒸してたれで食べてしまおうという料理研究科・城戸崎愛のアイデアが紹介されていました。
確かに野菜一つ一つを別々にいろんなお菜にしようと思うと大変です。
食欲の無い時、体調の悪い時、忙しい時、おっくうな時、このまとめ蒸しは、たれの用意があって、蒸し器がすぐに取り出せて気軽に使えるような勝手になっていれば、かなり便利な調理法かもしれません。
これとはちょっと違いますが、うちでは根菜の下ごしらえを似たような方法でやっています。
ことの始まりは、じゃがいもでした。
じゃがいもって一から調理しようとすると、煮るにせよ、炒めるにせよ、ちょっと時間を食うんですね。
洗って、皮むいて、芽を取って、・・・というのも、億劫な時には、限りなく億劫になってしまうもんです。
そこで考えたのが、まとめて加熱調理しておけないだろうか・・・ということ。
洗って、アルミホイルに包んで、オーブンで加熱(ベイクトポテトですね)・・・って手も考えたのですが、中に火が通るまで意外と時間がかかる。うーん、あんまり経済的でないかも。
次は少量の水で蒸し煮にするという方法。そして予熱を利用すること。
具体的には、
1.保温性のよい厚手の鍋に洗った皮つきのじゃがいもを放り込みます。
2.水を50ccほど入れて、蓋をして中火にかけます。沸騰したら弱火にして、加熱時間が20分ほどになったら鍋を火からおろし、毛布などでくるんで置いておきます。
これで、中まで火の通った蒸しじゃがいものできあがり。加熱時間も短いし、アルミホイルも使わないし、経済的でエコというのが売りです。
冷めたら、タッパーなどに入れ、冷蔵庫で一週間くらいは保存できます。しかも加熱してあるから、生よりも皮がはるかにむきやすい。
そのまま味噌汁の具にしてもいいし、炒め物にしてもいいし、スライスして塩・胡椒してオリーブ・オイルたらりでトースターで焼いてもいいし、オリーブオイルの代わりにチーズにしてもいいし、軽く加熱しなおして、マッシュしてポテト・サラダでもいいし。
ともかく、生から始めるのに比べたら、格段に楽にいろんなことができます。思い立ったらすぐ・・・ってのがいいです。
こうやって、何個もまとめてじゃがいもを下ごしらえしておく習慣ができました。
そうこうするうちに、じゃがいもだけじゃなくって、さつまいもも一緒にできないだろうか・・・?
怠け心は一度身につくと離れません。
試しに、洗ったじゃがいも、洗ったさつまいもも一緒に鍋に放り込んでみました。
いいですねえ、さつまいもも一緒にほくほく蒸しさつまいもになってグーです。
(ただ、さつまいもの大きさや個性によって、加熱が若干足りないこともあります。)
そうこうするうちに、また考えました。
里芋も一緒にできないだろうか・・・?
怠け心は一度身につくとエスカレートするばかり。
たわしでごしごしと泥を落としただけの皮付きサトイモをじゃがいもと一緒に鍋に放り込んでみました。
これもオッケー!でした。
サトイモも加熱した方が皮が断然むきやすいんですよね。
そうこうするうちに・・・
とうとう、鍋にいっぱい根菜を入れてしまいました。じゃがいも、さつまいも、さといも、ヤーコン、・・・根菜じゃないけどマテバシイなんてのも入れちゃったりしました。
怠け心はとどまるところを知らずエスカレートするばかり。
全ての根菜とマテバシイが一回の鍋調理で下ごしらえが終る・・・素晴らしい♪
はずだったんですね・・・。
ヤーコンからあんなにあくが出なければ・・・。
ヤーコンおそるべし。
蒸し煮をしている間にヤーコンから滴り落ちたアクは、蒸し煮の水を侵し、その水や蒸気を介してジャガイモを侵し、サトイモを侵し、サツマイモを侵し、ざるに入れて隔離しておいたはずのマテバシイまで侵してしまいましたとさ。
欲張り過ぎたじいさんやばあさんが、最後に痛い目を見る・・・っていう昔話がどっかにありませんでしたっけ?
根菜ごろごろ、まとめて蒸し煮で下ごしらえ。
発想は良かったと思います。でもアクの強い野菜は一緒に入れないように気をつけましょう。
手痛い失敗は、教訓として後世に残さねばなりません。そのためにウィキクックレシピ(WikiCookRecipe)−みんなのレシピ みんなで料理−のようなサイトがあるのです(ちゃっかり宣伝)。
ちなみに下ごしらえの硬さは過熱時間を調整することによって、好みに仕上げて下さい。硬めがいい。そのまま食べられるくらいがいい。いろいろ料理習慣や好みによって変わってくると思います。
根菜以外でも蒸し煮にかかる時間が似ているものは一緒にできると思います。
白菜とキャベツ。
大根と人参。
ブロッコリーとカリフラワー。
いろいろ我が家流下ごしらえを試してみるのも面白いと思います。
ちなみに鍋はル・クルーゼみたいなのが良いみたいです。
うちにはそんな高級品はありませんから、ネットオークションで手に入れたドイツ製のもうちょっとつくりがちゃちであろう、でも一応鋳鉄+琺瑯で保温性では引けを取らない鍋を使っています。重いんだけどね。
ウィキクックレシピ(WikiCookRecipe)−みんなのレシピ みんなで料理−、昨日はハヤトウリのページを頑張って作ったら、なんと☆青☆さんの健幸料理研究所@泰の国でもハヤトウリ特集が始まったのでした。
新着じゃないけど、カキのページに、画像や情報を追加しました。どうやったら種にぶつからずに、柿を半分に切ることができるか・・・なんてワザも載せました♪
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