牛乳ごときでこんなに手間取っていては、いつになったらヨーグルトやらクリームやらチーズやらに辿り着けることか・・・。
昨日はお弁当用に豆ご飯を炊きました。
でもちょっと普通の豆御飯と違うんです。
何が違うかっていうと、豆が入ってない・・・
豆がはいってないのに、豆ご飯と呼べるかーっ!
と言われそうですけど、ほんのりとお豆の味とお豆の色のついたご飯なんです。
実はこれ、金時豆を煮た時の煮汁でご飯を炊きました。
うちでは時々豆を煮ます。
単に煮るだけ、味付けはしません。まとめて煮て、小分けにして冷凍しておきます。
時々出してきては、スープに入れたり、サラダに入れたり。
豆の種類もいろいろ。
大豆・・・これは殆ど納豆になってしまいますが。
小豆・・・やっぱり餡子、汁粉が多いかな。
赤豌豆、青豌豆・・・赤エンドウの方が多いですね。青エンドウより安いから。
隠元豆・・・白インゲン、金時豆、虎豆、ささげ。安い種類を使うことが多いですね。
ひよこ豆・・・これは豆の旨味が多くて好きです。カレー、スープ、サラダ、何と合わせても失敗が少ない。
ところがタッパーに小分けにした後で、豆の煮汁が残っちゃうことがよくあるんですよね。
以前は捨てていましたが、なんとなく勿体無いなあという気持ちがありました(貧乏性なんです)。
金時豆の色のついた煮汁など見ながら、この中には豆の旨味、豆の栄養がだいぶ溶け込んでいるんだろうなあ、もったいないなあ・・・なんて。
最近はこの煮汁だけを容器に入れてやっぱり冷凍しておきます。
そして金時豆だの小豆、ささげだの、赤豌豆だの、赤っぽい色のついた煮汁は、ご飯を炊く時にしかける水に混ぜておきます。するとほっこり薄赤く色づいた豆の香りのほんのりと漂うご飯が炊き上がります。そうそう、炊き始める直前に塩もほんのちょっと入れておきます。
豆のはいっていない、香り、色だけの豆ご飯なんてけちくさー、なんて言うことなかれ。
花は盛りに、月はくまなきをのみ見るものかは
といにしえのぼーさんもゆうておられますねん。
雨にむかひて月をこひ、香りにあひて豆をおもひ、たれこめて春のゆくへ知らぬも、なほあはれに情深し
豆の無い豆ご飯は、日本人が古くから培ってきた想像力を基盤とする美意識に深くふかあく通ずるものがあるんです!
というわけで、皆さんも煮豆の赤い煮汁を捨てないで、ご飯を炊く時に活用してみて下さい。
ただし、煮汁にアクが出てしまうと美味しくありません。豆は必ず洗う、一晩漬けた水はいったん捨てる、沸騰した煮汁も一回捨てるなど、豆ごとに基本は守りましょう。
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